直接民主制へ向かう

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主な記事

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臓器提供に関する国民発議 本人の事前同意なしで臓器提供 スイスで実現するか?

すべての大人を潜在的なドナー(臓器提供者)と見なすことを求めた国民発議(イニシアチブ)が現在、成立に向け動き出している。一方、スイス南部のティチーノ州でドナー数の増加に貢献した二人の医師は、この提案が実現すれば医師側が家族への対応をおろそかにする可能性があると危惧(きぐ)する。二人はドナー不足...

ウエティコンの市民運動 「湖岸は市民のもの!」チューリヒのゴールドコーストを巡る住民の戦い

湖沿いはスイスで最も人気があり、なおかつ最も高額な住宅地だ。多くの大富豪が湖岸の私用地に豪邸を建てる夢を実現してきた。しかし湖や川の岸は法律で「公共物」と定められているため、湖岸を巡る「階層闘争」が各地で繰り広げられてきた。チューリヒ湖岸の自治体ウエティコンでは化学工場が湖岸を独占し、住民のロ...

関連コンテンツ

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特集 国民投票を知る

憲法改正に向け、日本でも国民投票の議論が深まっている。スイスは、年に4回も国民投票が行われる直接民主制の国。そんな経験豊富なスイスから、日本の国民投票のあり方について、エキスパートの様々な意見を紹介する。

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国民的コメディアン、マイク・ミュラー 「タウンミーティングは民主主義の原型」 国民的コメディアン、スイス地方政治の長短を語る

スイス人コメディアンで俳優のマイク・ミュラーさんは今、タウンミーティングを題材にスイス各地で舞台公演中だ。ミュラーさんは、スイスの地方自治には良い点があるとしながらも、地域によっては誰が国籍を取得できるかが住民の投票で決まることなどに関しては、全く快く思っていないという。

オーストラリアの国民投票 地球の裏側に輸出されたスイス流民主主義

オーストラリアの連邦議会は数年間の議論の末、同性婚を合法化した。その前に行われた同性婚合法化の是非を問う国民投票では、賛成票が40年ぶりに過半数を超えた。これを機に他の改革にも弾みがつきそうだが、これまでの改革の試みは、よりにもよってオーストラリアがスイスから取り入れた民主主義制度によって阻止...

スイスの物価 「高すぎる物価はもうやめて」消費者団体ら、国民発議を提出

スイスの消費者団体らは12日、国内の消費財の価格が高すぎるとして、是正を求めるイニシアチブ(国民発議)を連邦内閣事務局に提出した。この日、関係者が必要な10万筆を超える10万7908筆の署名入りの段ボールを持って、同局に届けた(写真)。今後、国民投票で是非が問われる。

デモクラシー研究室 買い物が政治行動になるとき

若者は政治問題に関心をあまり向けないとよく言われる。事実、若者の投票率は大抵、極めて低い。だが買い物で「政治参加」する若者は少なくない。例えば、商品の製造過程や条件を考えた上で購入するのは、れっきとした政治行動だ。

欧州経済領域(EEA)不参加決定から25年 欧州で独自の道を歩んだスイスの25年間

25年前の今日、スイスでは国の命運を左右する重大な決定が下された。国民投票で欧州経済地域(EEA)への参加が僅差で否決されたのだ。

国際研究プロジェクト 世界的に民主主義は後退?国際調査でその逆が判明

トルコのエルドアン大統領、ハンガリー、ポピュリズム、選挙干渉。最近の政治的事件をみると、世界中で民主主義が後退している印象を受ける。しかし最新の国際調査によると、現実はその反対だ。大半の人々が民主主義の強化を望んでいる。

民主主義のデメリット 2回も否決された洪水対策とその爪痕

スイス中央部にある村、アールガウ州ウエルクハイムはこれまでも再三洪水に見舞われてきた。洪水対策を取るよう村の人々は二度決議したが、この決定は後日、村民自らの手で2回とも覆されてしまった。そして村はかつてない大洪水にのみ込まれることになる。 

経済力と政治制度 堅調なスイス経済は連邦制のたまもの?

スイスは他国がうらやむほど好調な経済を維持し、国際競争力ランキングで常に上位に入っている。はたしてスイス経済が成功している理由は、その政治制度にあるのだろうか。

スイスと米国の民主主義 スイスの連邦制 創設のモデルはインディアン

世界中どこを見渡しても、米国とスイスほど国民が政治に直接参加できる国はない。だが両国には大きな違いがある。米国ではこれまで、連邦レベルで直接参政権が認められたことがないのだ。

直接民主制 市民の力をつなぐ、200日間のワールドツアー

直接民主制の専門家ブルーノ・カウフマン氏がいま、自著を携え、ワールドツアーの真っ最中だ。

デジタル民主主義 スマートフォンから見据える国のこれから

世界の有権者は昔よりテクノロジーに精通し、要求水準が高くなっているため、国家は新たな方策で政治の電子化を進めようとしている。だが、この分野に関するスイスの対応は遅れている。

参政権と障害者 障害者から参政権剥奪 スイスの現状は条約違反

スイスでは、障害者が成年後見制度の被後見人になると、参政権が剥奪される。この現状はスイスが2014年に批准した国連の障害者権利条約に反しており、専門家らは障害者の差別解消に向けた取り組みを急いでいる。

民主主義 憲法改正に伴う国民投票、日本とスイスの違いは?

日本国憲法の改正をめぐる議論が加速している。国会が憲法改正案を発議すれば、ついに日本で初めて国民投票が実施されることになる。中世からの長い民主主義の歴史を持ち、これまで世界最多の国民投票を実施したスイスと、国民投票の手続きを比較した。 ...

デモクラシー研究室 国民投票で可決!その次のステップは?

国民発議(イニシアチブ)で出された提案が国民投票で可決されると、連邦議会はその提案を実現するための作業に入る。国民の決断と現行の規定を調和させるにはどうすればよいだろうか?

スイスの直接民主制 バーゼルで起きたピカソの奇跡

今から50年前の1967年、バーゼルは住民投票でピカソの作品2点の購入を可決。そこで起きたバーゼルの奇跡は、直接民主制の奇跡でもあった。当時の出来事は作り話に聞こえるが、実際の話だ。

ランツゲマインデ廃止から20年 手を挙げたくない人は手を挙げて!

スイス東部のアッペンツェル・アウサーローデン準州で、野外の広場に有権者が集まって挙手で投票する昔ながらの「ランツゲマインデ(青空議会)」が廃止されて28日で20年が経つ。ランツゲマインデは中世から続く伝統行事だ。同州でランツゲマインデが最後に開催されたのは1997年4月27日。5カ月後の9月2...

アルプス山脈を貫くベーストンネル ベーストンネル建設 計画から完成までの民主的な長い道のり

世界最長の鉄道トンネルを列車が時速200キロで駆け抜けるようになって1年。だが、同トンネルの建設を含むアルプス縦断鉄道計画が国民投票で承認されたのは、25年も前の今日、1992年9月27日だった。